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サイエンス

がんの転移メカニズム 国内研究陣が解明

Write: 2006-10-30 15:25:09Update: 0000-00-00 00:00:00

韓国の医療陣ががんの転移メカニズムの解明に成功しました。
解明したのは、ソウル延世大学の陸ジョンイン教授のチームで、陸教授のチームは、アメリカのミシガン大学と韓国の国民健康保険公団一山病院の研究チームと共同で、「ウィント」と呼ばれるタンパク質が信号を送ると、「ベータカテニン」と「アクシン2」と呼ばれる遺伝子物質が活性化すると同時に、タンパク質「GSK-3」が抑制されて、がん細胞の転移が生じることを、人の細胞を使った実験で立証しました。
今回明らかとなったがんの転移過程を化学的な処理などを通じて抑制する方法が見つかれば、がんの拡散を防ぐ新薬の開発が可能になるものと期待されています。
今回の研究結果はイギリスの科学雑誌「ネイチャーセルバイオロジー」のインターネットサイトに掲載されました。

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