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民主労総が統一スト突入

Write: 2002-05-23 00:00:00Update: 0000-00-00 00:00:00

韓国最大の労働団体 民主労総=全国民主労働組合総連盟傘下の一部労働組合が 週休2日制や国営企業の民営化に反対して22日からストライキに入っており、23日は保健医療労働組合がストに参加しています。このうちソウルの江南聖母病院や高麗大学・梨花女子大学、キョンヒ大学の付属病院など保健医療労働組合に加わっている41の病院の労働組合が 賃金の引き上げや増員、パートタイマーの職員化を求めて23日始業時からストに入りました。ストに入った病院では応急室や手術室などに必要最少の人員だけを残し、外来患者は受け付けていないため、病院によっては診療にも影響が出ています。一方、タクシー関係の労働組合連盟では完全給料制度などを求めて24日からストライキに参加する計画です。またホテルなど100の会社労組で構成された韓国労総の全国観光労働組合連盟は22日、今月末に予定されていたストの方針を公式的に撤回し、ワールドカップ期間中にはストを展開しないことを宣言しました。今度の統一ストライキについて、民主労総では金属産業を中心におよそ100社から3万人が参加しているとしていますが、政府では86社の1万5,000人だとしており、双方の主張に大きな開きが出ています。労働部によりますと「今回のストには現代、起亜、双龍という自動車3社の労組と、造船業界の労組が参加しないため、大きな影響はないのではないか」とみています。

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