中学生2人 米軍の装甲車にひかれ即死
Write: 2002-06-22 00:00:00 / Update: 0000-00-00 00:00:00
韓国のソウルに隣接した京畿道で今月13日、女子中学生2人が、韓国駐留アメリカ軍の装甲車にひかれて即死するという事故が明らかとなり、アメリカ軍関係者の法的地位を定めた韓米地位協定が改めて問題となりそうです。韓国の警察によりますとこの事故は、今月13日京畿道・ヤンジュ郡の地方道で友人の誕生祝いに行く途中の近くの女子中学生2人がアメリカ軍の装甲車にひかれ即死しました。現場は、道路の幅が3.4メートルと狭く、アメリカ軍装甲車が対向車を避けようと道路脇によったところ事故がおきたということです。事故原因の調査に当たっている韓国と駐韓アメリカ軍の憲兵による合同調査班は20日、事故を起こした装甲車を運転していた兵士が車両長の停止命令を聞き取ることができず装甲車を前進させたため事故がおきたものとみています。この事故についてアメリカ軍当局は、「公務中に発生した事故である」としてアメリカ軍が単独で調査を進めていました。韓国では、去年4月、10年ぶりに改定された韓米地位協定で、アメリカ軍関係者については、殺人や暴行など12の凶悪犯罪に限って当事者が起訴された時点で身柄引き渡しが行われるように改定されましたが、韓国側は公務中のアメリカ軍関係者を逮捕するなどの権限は認められておらず韓米地位協定の見直しを求める声があがっています。
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