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サイエンス

二酸化炭素を利用 環境に優しいプラスチック開発

Write: 2008-10-23 12:47:36Update: 0000-00-00 00:00:00

二酸化炭素を利用した環境に優しいプラスチックの製造方法が韓国の研究チームによって開発されました。
製油大手のSKエネルギーの研究チームが開発したこのプラスチックは、各種の化学製品を製造する際に発生する二酸化炭素を貯蔵タンクに集め、その二酸化炭素をプラスチックの原料と結合させて製造します。
使用するプラスチックの原料が少なくなるので原価を節減できる上、焼却して廃棄する際は水と二酸化炭素に分離されるため一般のプラスチックより有害物質の排出を減らすことができ、さらに、建物の断熱材などに使用する場合、火事が起きたときに有毒ガスの発生を少なくすることもできます。
何よりも地球温暖化の原因である二酸化炭素を再活用することができて、炭素排出権を確保できるなど、環境に優しい新技術として注目されています。
SKエネルギーは、2~3年以内にこの技術を利用して多様なプラスチック製品を大量生産できると見ています。

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