サイエンス
グラフェンで透明なフィルム 半導体などに応用も
Write: 2009-01-15 11:49:49 / Update: 0000-00-00 00:00:00
次世代の新素材といわれている「グラフェン」を、ほぼ透明なフィルムの状態に化学合成する技術が韓国の研究グループによって開発されました。
グラフェンは炭素原子が六角形の網目状に並んだ物質で、電気をよく通し、半導体に替わる新素材として注目されています。
成均館大学の洪秉煕(ホン・ビョンヒ)教授の研究グループと三星電子総合技術院が共同で開発したこの技術は、グラフェンをほぼ透明なフィルムに化学合成することができ、研究グループは折り曲げ自在な電子基盤を試作しました。
この電子基盤は従来の半導体よりも電子を100倍以上よく通し、今後の半導体技術に大きな進歩が予想されます。
また、この技術を利用すれば、折り曲げ自在なタッチスクリーンやテレビのような、薄いディスプレーを作ることができるなど、多様な分野への応用が期待されています。
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