南極に第2基地を建設するために、国会議員団も南極入りします。
ハンナラ党のファン・ウヨ議員ら国会の児童・人口・環境議員連盟所属の与野党議員4人は、ソル連休を利用して南極にある世宗科学基地を訪れるため、26日、チリに着きました。
一行はキング・ジョージ島にある世宗科学基地を訪れて研究員を激励し、要望を聞いて今後の予算の確保にあたりたいとしています。
政府は世宗科学基地の補修増築工事を行ったのに続いて、今年からは韓国初の砕氷船「アラオン号」をテスト運航させるとともに、第2の南極基地を建設するために南極大陸本土で敷地を探すことにしています。
今年で21年目となる世宗科学基地は、南極の中では緯度が低く、気温も暖かい方ですが、高緯度でしか観測できないオーロラや地球の磁気などの研究が自由にできないとしています。
このため世宗科学基地は、5つの予備の候補地を対象に現地の下見や公聴会を行って、2011年までに第2基地を建設することにしています。