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サイエンス

40ナノ級Dラムの開発 韓国のメーカーが相次ぎ成功

Write: 2009-02-09 15:54:13Update: 0000-00-00 00:00:00

40ナノ級Dラムの開発 韓国のメーカーが相次ぎ成功

韓国の半導体メーカーの三星電子とハイニックス半導体が相次いで40ナノ級のDラム半導体の開発に成功しました。
ハイニックス半導体は8日、44ナノ工程技術を取り入れた1ギガビットのDラム半導体を開発したと発表しました。
ナノは10億分の1メートルという単位で、小さければ小さいほど、半導体を製造する際の薄く丸いシリコン板の上に組み込む回路の幅を縮め、さらに性能をアップさせることができます。
ハイニックスが開発に成功した44ナノ工程技術を用いたDラムは、現在、量産中の54ナノ工程のDラムに比べますと、生産性がおよそ50%向上しており、アメリカのインテル社の規格との互換性も満たしていることから、半導体市場が再び回復すれば、ハイニックスの主力製品になるとみられます。
ハイニックス半導体は、今年の第3四半期から量産体制に入り、来年からこのDラムを使った多様な製品を生産する計画です。
これに先立って三星電子は4日、世界で初めて40ナノ級工程技術を取り入れたDラム製品を開発したことを明らかにしています。
三星電子は2005年に60ナノ級のDラムを開発したのに続いて、2006年には50ナノ級Dラム、今年は40ナノ級Dラムを相次いで世界で初めて開発したことになります。
三星電子はこの技術を取り入れた製品を年内に生産するとしています。

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