今週初めから全国的に初夏を思わせるような陽気が続いており、南部では、日中の最高気温が３０度近くまで上がるなど、４月としては気象観測以来もっとも高い気温を記録しました。
気象庁によりますと、韓半島周辺には東西にまたがる高気圧が停滞しているため、晴れて、気温が高く空気が乾燥した日が続いているということです。
とくに南部の慶尚北道・盈德（ヨンドク）郡では、１０日に日中の最高気温が２９度６分、大邱市で２８度８分まで上がり、いずれも１９０７年に気象観測を始まって以来、４月上旬としてはもっとも高い気温を記録しました。
このほか、江原道・ 江陵（カンヌン）市で２８度４分、ソウルで２３度６分など、全国的に平年の気温を最高１５度も上回る異常に高い気温となりました。
このような初夏を思わせる陽気は今週末までで、週明けからは徐々に平年の気温に戻るということです。