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サイエンス

新型インフルのワクチン開発  韓国の大学教授が成功

Write: 2009-05-18 14:42:40Update: 0000-00-00 00:00:00

新型インフルのワクチン開発  韓国の大学教授が成功

韓国の大学教授が新型インフルエンザのワクチンの開発に成功しました。
ワクチンを開発したのは忠清南道にある忠南大学獣医学部の徐相熙(ソ・サンヒ)教授が率いる研究チームです。
忠南大学によりますと、徐相熙教授の研究チームはアメリカのCDC=疾病対策センターから新型インフルエンザのワクチン開発に必要な標準ウィルスを譲り受けてから11日後の先週15日、遺伝子組み換え技術を利用して人体に毒性がなく、大量生産が可能なワクチンの開発に成功しました。
徐相熙教授は、「アメリカの疾病対策センターに問い合わせたところ、アメリカでは新型インフルエンザのワクチンがまだ開発されていないことが確認できたので、このワクチンは多分世界で初めて開発したものと思う」と述べました。
そのうえで徐相熙教授は、「このワクチンは人類の健康のために、韓国だけでなく、世界の研究機関や製薬会社の要請があれば、条件をつけずに無償で提供するとWHO=世界保健機関に連絡した。アメリカの疾病対策センターは“非常に重要な開発”だとして、ワクチンを分けてほしいと要請してきた」と述べました。
徐相熙教授の研究チームが開発したワクチンは今後、人体に及ぼす影響など基本的な安全性にかかわる実験を経て、今年9月にも一般に販売される見通しです。

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