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サイエンス

ソウルの温暖化 世界平均の3倍超

Write: 2009-05-20 15:10:59Update: 0000-00-00 00:00:00

地球温暖化が世界的な問題になっている中で、ソウルの温暖化は世界の平均より3倍以上も早いスピードで進んでいるという研究結果がまとまりました。
気象庁が19日、国立気象研究所の研究結果をまとめて発行した「ソウルの気候変動」によりますと、1908年から2007年までの100年間に、ソウルの年平均気温は2.4度上昇しました。
これはほぼ同じ期間である1912年から2008まで年の96年間に韓半島の年平均気温が1.7度上昇したことに比べますと1.4倍、世界の年平均気温が0.74度上昇したのに比較しますと3.24倍に上ります。
またソウルでは年平均の最高気温が1.4度上昇したのに対して、年平均の最低気温は3.3度も高くなって、暖冬の傾向が強まっており、春の訪れが17日早くなって、夏は32日間も長くなっています。
この結果、夜の最低気温が25度以上の熱帯夜は1908年から1917年までの10年間は12日に過ぎませんでしたが、1998年から2007年までの10年間には6倍の72日に増えました。
さらにソウルの年平均降水量は2007年に1580.7ミリと、100年間で420ミリあまり多くなりましたが、雨や雪となった日数は109日と逆に6日も減り、大雨は降るものの、気温の上昇で蒸発量が増えて、高温で乾燥した天気になる傾向が現われているということです。

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