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サイエンス

韓国で初めての尊厳死 ソウルの病院で実施

Write: 2009-06-23 12:21:14Update: 0000-00-00 00:00:00

韓国で初めての尊厳死 ソウルの病院で実施

植物状態になって延命治療を受けている患者から人工呼吸器を取りはずす、韓国で初めての尊厳死が23日、ソウルの延世大学付属セブランス病院で行われました。
初めて尊厳死を認められたのは、去年2月に病院で検査の途中、大量の出血によって脳に損傷を受けて、1年4か月の間、植物状態となっていた77歳の女性です。
患者の家族は患者が意識を失う前に無意味な延命措置はしないよう求めていたとして、尊厳死を認めない病院を相手取って裁判を起こし、今年5月に最高裁判所にあたる大法院が初めて尊厳死を認める判決を言い渡しました。
尊厳死が行われた23日午前、患者は重患者室から一般病室に移され、家族が見守る中で、呼吸器内科の医師によって患者の人工呼吸器が取りはずされました。
すべての過程は非公開で行われ、医師は患者自ら呼吸をしなくなったときに死亡判断をだすことになっています。

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