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サイエンス

韓国の各地で部分日食 多彩なイベント開催

Write: 2009-07-22 16:41:30Update: 0000-00-00 00:00:00

韓国の各地で部分日食 多彩なイベント開催

太陽が月に隠れる日食が、22日午前から、インド、中国、日本などで観測されましたが、韓国では太陽の一部がかける「部分日食」が見られ、これに合わせて各地で多彩なイベントが繰り広げられました。
韓国天文研究院によりますと、この日、インド、中国、日本などアジア各国と太平洋の一部地域では月が太陽を完全に覆う「皆既日食」が史上最も長い6分あまりにわたって観測され、韓国では部分日食がおよそ2時間40分にわたって観測されました。
太陽が月に隠れる割合は地域によって異なり、ほとんどの地域がおよそ80%でしたが、南部の済州島では93%以上となりました。
韓国では1887年8月に太陽が月にすっぽり隠れる皆既日食が、また1948年5月には月が太陽の中央部を覆い、月の影から太陽の縁が環のように見える金環食が観測されており、韓国で次の皆既日食が観測されるのは2035年9月、金環食が観測されるのは2041年になるということです。
一方、この日、全国各地では日食を観測する多彩なイベントが開かれました。
太陽が最も大きく欠けた済州島では、公園に小学生やアマチュア写真家などおよそ1000人が集まり、観測用のめがねや太陽フィルターが取り付けられた望遠鏡などを使って日食を観測しました。
また、釜山市の海雲台(ヘウンデ)海水浴場では天体望遠鏡10台を使って日食を観測するイベントが開かれ、700人あまりの市民が参加したため望遠鏡の前には100メートル近い列ができていました。
このほか、大田(テジョン)や大邱(テグ)など、全国40か所あまりでイベントが開かれ、市民たちが日食の観測を楽しみました。

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