ストレスを訴える10代の青少年が大幅に増え、去年、病院を訪れた10代のストレス患者が初めて1万人を超えました。
国民健康保険公団が去年1年間に、ストレスを訴えて病院を訪れた人を分析したところ10代の青少年は1万3000人あまりで、3年前の2005年の7400人に比べて85%も増えました。
10代の患者が大幅に増えたのは、日増しに競争が激しくなっていく教育環境の中で、青少年が受験によるストレスに過度にさらされているためと分析されています。
一方、ストレス患者全体をみますと、最も多いのは50代の女性で人口10万人あたり355人、次いで40代の女性(339人)、60代女性(299人)の順で、更年期以降の女性のストレスが深刻であることが浮き彫りになっています。