今年の梅雨は南部地方で29年ぶりに最も長くなっています。
気象庁が3日発表したところによりますと、済州島は6月21日に梅雨入りし、3日現在、44日間も梅雨が続いており、4日も雨になるものとみられています。
これは済州島など南部地方が1980年に46日間(6月16日~7月31日)の梅雨を記録して以来、29年ぶりに長い記録です。
今年の梅雨が長引いている原因について、気象庁の関係者は「例年なら今の時期には、北太平洋の高気圧が韓国を覆っていたが、今年はオホーツク海の高気圧が異常に強く、北太平洋の高気圧の北上を抑えて、梅雨前線が長く停滞しているためだ」と説明しており、梅雨がいつ明けるかは、フィリピンの海上にある熱帯低気圧がどこまで発達するかにかかっていると分析しています。