高麗人参が退行性関節炎に効果があることが、韓国の漢方医学チームの研究で初めて立証されました。
これは慶熙(キョンヒ)大学漢方医学部がジャセン漢方病院と共同で、2006年から進めた研究でわかったもので、高麗人参のサポニン成分が軟骨の組織を破壊する酵素を抑制し、損傷した軟骨細胞の再生に大きく役立つことが確認されました。
これまで人参が動脈硬化と糖尿病に効果があるという研究結果は出ていますが、関節炎の治療にも効果があることが立証されたのは今回が初めてです。
この研究結果は、代替医療の国際学術誌「ジャーナル・オブ・エスノパーマコロジー」の7月号に掲載されました。