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サイエンス

「ナロ号」の打ち上げ 圧力測定ソフトが不具合

Write: 2009-08-20 14:27:18Update: 0000-00-00 00:00:00

「ナロ号」の打ち上げ 圧力測定ソフトが不具合

韓国が初めて自力で宇宙に向けて打ち上げることにしていたロケット「ナロ号(KSLV-1)」の打ち上げが19日、直前になって中止されたのは、圧力を測定するソフトウェアの不具合がみつかったためとわかりました。
教育科学技術部の金重賢(キム・ジュンヒョン)第2次官は20日、全羅南道高興(コフン)にあるナロ宇宙センターで記者会見し、「韓国とロシアの飛行試験委員会が原因を分析した結果、高圧タンクの圧力を測定するソフトウェアに不具合があることが分かった」と述べました。
金重賢第2次官はまた、「韓国とロシアの技術チームがこうしたソフトウェアの不具合がロケットに与える影響を分析している。今後ソフトウェアを修正し、ロケットの状態や気象条件などを総合的に検討した上で、今後の打ち上げ日程を決める」と説明しました。
教育科学技術部によりますと、自動カウント装置が作動する過程で、一つのデータでも問題があれば、打ち上げは自動的に中止されることになっており、19日の打ち上げでは、打ち上げ時刻の7分59秒前に高圧タンクの圧力が異常に下がったため、7分56秒前に自動カウントダウンが中止されたということです。
第2次官はさらに、「ナロ号は現在、ハードウェアには問題がなく、最適の状態を維持している発射台システムも気象悪化の影響がなければ今後5~6日は今の状態を維持できるだろう」と述べました。

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