世界で初めてES細胞複製の技術で誕生したクローン犬の子ども9頭が公募で一般家庭に引き取られることになりました。
クローン犬を誕生させたソウル大学獣医学科によりますと、初のクローン犬で雄の「SNUPPY」と、同じくメスのクローン犬2頭との間で人工授精して、去年5月に生まれたアフガン・ハウンドの雄6頭、雌3頭について飼育先をネットで公募し、飼育環境などを審査したうえ、無料で引き渡すということです。
ソウル大学の研究チームは、2005年に世界で初めてクローン犬を誕生させて注目を集めており、クローン犬同士の人工授精によって2世を自然分娩させたのも初めてでした。