大陸からの寒気が南下し、中部地方と南部地方の内陸部を中心にこの秋、初めて寒波注意報が出されました。
ソウルは2日朝の最低気温が氷点下1度1分と、この秋初めて氷点下になり、午後はプラスに転じたものの、風邪が強く、体で感じる温度は一ケタ台に止まりました。
また韓国東部の江原道(カンウォンド)では1日から雪が降り始め、雪嶽山(ソラクサン)の最高峰の大青峰(デチョンボン)では2日午前1時現在41センチの積雪となり、ソウルと江原道との国道では除雪作業が行われ、ほとんどの地域で大雪注意報と寒波注意報が出されました。
また済州島にある漢孥山(ハンラサン)の頂上は氷点下2度7分に下がり、平年より3日早く初雪が観測されました。
気象庁では「北西から張り出したつめたい大陸高気圧の影響で急に冷え込んだ」として、この冷え込みは3日まで続き、ソウルが氷点下2度まで下がった後、4日から平年の気温に戻ると予想しています。