ソウル市九老区(クログ)に造成された九老デジタル団地のノウハウがそのままアメリカに輸出されます。
ソウル市九老区は10日、アメリカ・ネバダ州ヘンダーソン市との間で、九老デジタル団地のアメリカ進出に向けた戦略的ビジネス相互合意書(経済合意書)を締結しました。
それによりますと、ヘンダーソン市は、市内に九老デジタル団地で操業している企業のためのデジタルバレーを造成し、アメリカに進出した企業に対しては税金を免除するほか、法律の無料コンサルティングを提供するということです。
また、統合物流センターやデータセンターを設置し、現地に派遣された九老デジタル団地の韓国企業の従業員に対して、英語教育プログラムを実施します。
両都市は、実務交渉チームを立ち上げ、デジタルバレーの位置や規模、進出企業などについて具体的に協議していくとしています。
ヘンダーソン市は、アメリカ南西部ネバダ州にある都市で、現在、IT分野の大規模な産業団地の開発を計画しています。