仕事始めとなる4日未明から中部地方を中心に41年ぶりの大雪となり、ソウルと首都圏は交通がまひしました。
気象庁によりますと、4日午前11時30分までの積雪量はソウルが25.2センチで、1969年1月28日の25.6センチに次いで2番目、41年ぶりの大雪となりました。
この雪でソウルの金浦空港の航空機の運航が9年ぶりにすべて欠航になるなど、国内線の空の便のダイヤは乱れ、西の海=西海の島々を結ぶ客船も運航中止になりました。
またソウル市は幹線道路を中心に塩化カルシウムなどの除雪剤2380トンを撒いたものの、大雪にかなわず、一部の道路は通行止めになっています。
また朝のラッシュアワーには大雪でマイカー運転をあきらめ、バスや地下鉄を利用する人々で大混雑し、遅刻するケースが続出することから、会社ごとに予定していた始業式を1-2時間ずつずらしました。
気象庁では、「西海上に発達した低気圧が停滞して大雪になっている。雪は5日までに地域的にさらに2センチから10センチほど降るとみられる」と予想しています。