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サイエンス

がんの診断・治療を同時にできる技術を開発

Write: 2010-01-06 11:15:39Update: 0000-00-00 00:00:00

がんの診断・治療を同時にできる技術を開発

韓国の研究チームが、バクテリアを利用し、がんの診断と同時に治療ができる技術を、世界で初めて開発しました。
教育科学技術部が5日発表したところによりますと、全南(チョンナム)大学医学部のミン・ジョンジュン教授が率いる研究チームは、毒性の弱いバクテリアを利用して、体内のがん細胞を感知し、がん細胞だけに治療薬を効果的に運ぶことで、がんの診断と治療が同時にできる技術を開発しました。
ミン教授は、この技術について、「通常のサルモネラ菌より、毒性を100万分の1以上弱くしたものを利用し、がん細胞だけに反応して、他の臓器を傷つけずにがんを治療できるようにした技術だ」とし、「ここに使われるサルモネラ菌には、光りを発する遺伝子が組み込まれており、薬ががん細胞に届く過程をモニタリングすることもできるので、がんの診断と同時に治療することができる」と説明しています。
この研究結果は、がんの研究分野で権威のある学術誌、『キャンサー・リサーチ』のインターネット版の最新号に紹介されました。

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