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サイエンス

痴呆症新薬 多国籍会社に技術移転し共同研究

Write: 2010-01-19 15:21:19Update: 0000-00-00 00:00:00

痴呆症の原因を治療する新薬として認められる可能性のある物質を開発した韓国のベンチャー企業が多国籍製薬会社に多額で技術移転する契約を結びました。
この企業は、教育科学技術部からアルツハイマー性痴呆症の治療剤研究機関に選定されたベンチャー企業「デジタルバイオテク」で、19日、ソウルで多国籍製薬会社のロシュとの間で技術移転と共同研究の契約を締結しました。
技術移転する物質「DBT-066」は、アルツハイマー性痴呆症の原因物質であるベータアミロイドというたんぱく質が脳の中に入らないようにして、単に痴呆症の進行を止めるのではなく、根本的に治療できるということです。
現在、販売されている痴呆症の薬はほとんどが原因をなくす治療ではなく、発病の速度を遅らせたり、すでに発病した患者の症状を和らげるのにとどまっています。
この契約で、ベンチャー企業「デジタルバイオテク」は最大2億9000万ドルの技術移転料を受け取ることになり、この物質を利用して新薬が開発されれば、販売金の一部をロイヤルティーとして受け取ることになります。

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