韓国初の砕氷船「アラオン号」は南極に到着し、韓国の2番目の基地を建設する候補地で本格的な探査を始めました。
「アラオン号」は韓国第2基地の有力な候補地、南極西南部のケープ・バークスに着き、24日から調査に入りました。
22人で構成された調査団は岩盤や物資の荷役ルート、上水源、地質などについて1週間から10日間ほど調べて、基地建設に向いているかどうかを検討することになります。
この地域は海岸から近く、平らな地形になっているうえに、ロシア基地が10年前に閉鎖されて以来、探査活動が行われていないため、最適地とされていますが、飲み水の確保が課題になっているということです。
これと並行して「アラオン号」はケープ・バークスから離れて航海を続け、厚さ1メートルの氷を砕きながら前進する砕氷テストを行うことにしています。