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サイエンス

ナロ号の失敗原因発表 5月にも再発射

Write: 2010-02-09 15:13:39Update: 0000-00-00 00:00:00

ナロ号の失敗原因発表 5月にも再発射

去年8月に韓国が初めて打ち上げたロケット「ナロ号」が人工衛星を軌道に乗せるのに失敗した原因を調べている調査委員会は、電気配線、または機械の分離過程に問題があったとみられると8日、発表しました。
ロケット「ナロ号(KSLV-1)」は、去年8月に韓国が初めて自力で人工衛星を搭載して宇宙に向けて打ち上げたロケットで、打ち上げには成功したものの人工衛星を軌道に乗せることには失敗し、政府は調査委員会を設けて失敗の原因を調べていました。
調査委員会によりますと、この5か月間、シミュレーションを使った30回のテストや380回の性能テストを行った結果、ナロ号の衛星を覆っている蓋の片方が分離されなかった原因は、▼電気配線装置に異常があって蓋を取り出す装置に電気を供給する過程で放電が生じ蓋を取り出すための火薬が爆発しなかったか、▼または火薬は爆発したものの蓋がどこかに挟まれて分離できなくなったか、2つの可能性があるとみられるとしています。
ナロ号の打ち上げを担当している韓国航空宇宙研究院は、これらの原因に対する改善策を徹底して今年5月か6月に2度目の打ち上げに挑むことにしています。

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