この冬、ソウルでは多くの雪が降り、降水量がここ9年間で最も多くなっています。
気象庁が18日に明らかにしたところによりますと、この冬のソウル地域の降水量は77.1ミリで、2001年から2002年にかけての冬以来、最も多くなっています。
これは、この冬、例年に比べて雪と雨が多かったためで、特に今年1月4日には、観測が始まって以来最大となる積雪量25.8センチの大雪が降りました。
気象庁はこれについて、「インド洋と太平洋の熱帯域で水温が異常に高くなるエルニーニョモドキが原因とみられる」と説明しています。
ところで、ソウルでは、17日夜から18日未明にかけて雪が降り、降り始めからの積雪量は8.7センチとなっています。