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サイエンス

クローン研究を拡大 倫理面の規制強化

Write: 2010-03-05 14:57:38Update: 2010-03-05 15:24:54

クローン研究を拡大 倫理面の規制強化

早ければ来年から人を対象にしたすべての研究は倫理面での検証を受けることになる見通しです。
生命倫理政策研究センターは5日、ソウル市内の大学で「生命倫理及び安全に関する法律」の改正案について公聴会を開きました。
改正案を見ますと、クローン技術の研究について、体細胞や受精卵を利用したクローン技術の研究だけでなく、卵子だけを利用する単性生殖によるクローン技術の研究などが新たに盛り込まれました。
これまでの生命倫理及び安全に関する法律には、体細胞や受精卵を利用した研究についての基準はありましたが、卵子だけを利用する単性生殖によるクローン技術の研究は具体的な基準がなく、この分野の研究は事実上できませんでした。
これからは人を対象にしたクローン技術の研究分野が多様になり、同時に倫理面での規制も強化されることになります。
改正案では、その研究が人を対象にしたものならば、クローン技術だけでなく、心理学の研究なども含めて、研究の目的に倫理的問題はないか、研究のため卵子や体細胞を提供した人の権益を侵害することはないかなど、一定の検証を受けた後でなければ研究を進めることができないようにしています。

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