アイスランドの火山が噴火したことによる大量の火山灰は今週20日前後に東アジアの上空に到達するものとみられます。
気象庁が18日に発表したところによりますと、火山灰は高さ6000メートル以上に吹いているジェット気流に乗って北半球全域に広がっており、韓半島上空には20日前後に到達するとみられますが、濃度は非常に薄くなっていて粒子も軽いため、航空機の運航や国民の暮らしには影響はないものと考えられるとしています。
今回の火山灰の移動経路などを予報しているイギリスの火山灰予報センター(VAAC)は、今後、数日間、ヨーロッパやロシア北西部、カザフスタンなどでは被害が予想されるが、ロシア中部や中国などには影響がないとしています。