今年の日照量はこの40年間で最も少なく、農作物の冷害などの被害が心配されています。
気象庁が27日まとめたところによりますと、今年3月から4月中旬までの全国の日照時間は平均247.1時間で、平年の73%にとどまりました。
またこの期間中に雨が降ったのは全国平均で19.6日と、平年より6.7日多くなっており、この40年間で日照量は最も少なく、降水日数は最も多くなっています。
中でも大邱(テグ)での日照量は228.5時間で、気象観測が始まった1909年からこの100年あまりで最も少なくなっているということです。
気象庁では、このように気温が低く雨が降る天気は南部地方を中心に5月上旬まで続くと予想されるとしており、農作物の冷害などの被害が心配されています。