韓国初の静止衛星「千里眼(チョンリアン)」の24日に予定されていた打ち上げが延期されました。
「千里眼」はフランスの人工衛星打ち上げ企業、アリアンスペース社のロケットに搭載されて南米フランス領ギアナの宇宙センターから韓国時間の24日午前に打ち上げられる予定でした。
アリアンスペース社のルガル代表は、打ち上げ予定時刻の30分ほど前に公式会見を行い、「ロケットの上段の圧力が低下する問題が発生した。現在、原因の調査が行われている」と明らかにしました。
調査の結果をもとに、翌日の打ち上げが可能かどうかを決めるということです。
千里眼は、通信、海洋観測、気象予測の機能を持ち、今年暮れからの本格的サービスを目指しています。