先月27日に打ち上げられ、目標の軌道に乗った韓国初の静止衛星「千里眼(チョンリアン)」が、撮影した気象と海洋の映像を初めて地上に送ってきました。
これは、教育科学技術部が14日発表したもので、それによりますと、「千里眼」は12日には気象の映像を、
13日には海洋の映像をそれぞれ初めて送ってきたということです。
また、通信アンテナの信号も正常で、通信の試験運営も始めたということです。
韓国航空宇宙研究院は、これを受け、気象庁や韓国電子通信研究院など、関係機関の要請を総合に調整し、衛星の運営計画を立てて衛星のコントロールに当たります。
「千里眼」は、今年末まで試験運営を行い、その後7年間、気象、海洋の観測や公共通信サービスなどの任務を行う予定です。