サイエンス
心筋梗塞に幹細胞治療法 商用化間近に
Write: 2010-08-07 14:00:17 / Update: 2010-08-07 14:00:17
幹細胞を利用して心筋梗塞を治療する方法が臨床実験の最終段階となり、世界で初めて商用化される見通しです。
幹細胞はある細胞に変化するようにという指示を受けると、特定の細胞に分化して、心臓筋肉の細胞や神経細胞などに変わっていく能力を持っている細胞です。
韓国の研究陣はこの幹細胞を利用して心筋梗塞の患者の機能しなくなった心臓の筋肉をよみがえらせる治療法を開発しました。
これは患者の骨髄細胞を取り出して幹細胞を培養し、心臓血管に注入しますと、この幹細胞が血管や心臓筋肉になっていくもので、臨床実験の最終段階を終えて、まもなく食品医薬品安全庁に実験結果を提出し、許可を受ける計画です。
現在、幹細胞を利用した治療を商用化している国はなく、韓国が世界で初めて商用化に踏み切る可能性が出てきました。
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