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サイエンス

GPS電波の受信障害 政府が原因調査

Write: 2010-09-11 11:08:48Update: 2010-09-11 11:08:48

韓国南西部の一部で、先月、GPS=全地球測位システムの電波受信に不具合が生じ、政府が原因調査に乗り出しました。
国土海洋部が10日、明らかにしたところによりますと、先月23日から25日までの3日間、全国29カ所にあるGPS基地局のうち、南西部の全羅南道(チョンラナムド) 紅島(ホンド)一帯で、数時間、電波が断続的に途切れました。
これによって被害が発生したという届出は今のところありませんが、このような現象は韓国がGPSを利用し始めた2000年以降、初めてのことです。
韓国は全国29カ所にあるGPS基地局を利用して、アメリカのGPS衛星30のうち24から位置情報の電波を受信しています。
GPSがうまく作動しないと、携帯電話やナビゲーションの位置情報を利用できなくなり、日常生活だけでなく国防にも影響を受けることになります。
このため国土海洋部は、電波障害の原因について詳しく調べるとともに、非常事態の発生に備えて、代替システムを検討しています。

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