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サイエンス

韓国独自の衛星「千里眼」 19日から本格サービス

Write: 2011-04-19 16:52:07Update: 2011-04-19 16:52:07

韓国独自の衛星「千里眼」 19日から本格サービス

韓国が初めて独自に開発し、去年6月に打ち上げた静止衛星「千里眼(チョンリアン)」が、およそ9か月間の点検を終えて、19日から本格的なサービスを始め、一般の人にも千里眼が観測した海洋資料の配布サービスを始めました。
「千里眼」は去年6月27日に南米のフランス領ギアナの宇宙センターから打ち上げられた静止衛星で、海洋・気象・通信衛星の機能を持ち合わせています。
これまでの海洋観測衛星は、韓半島周辺の海洋を1日に1回しか観測できませんでしたが、静止衛星「千里眼」は、地球の自転速度と同じ速度で動くため24時間韓半島周辺の上空に位置して、1日に1時間間隔で8回連続、観測することができます。
今回行われた衛星サービスは、現在の国家海洋観測網とつなげて、地震や津波、原油の流出事故など海洋で起きる災害の監視をはじめ、沿岸地域での赤潮や海水の水質など海洋環境と気候変化を事前に予測して対応するのに大きく寄与すると、国土海洋部は期待しています。
国土海洋部は千里眼が撮った映像と観測資料を国家空間情報センター(www.nsic.go.kr)と韓国海洋研究院の海洋衛星センター(kosc.kordi.re.kr)を通じて一般の人々にも無料で提供していく計画です。

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