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サイエンス

「韓国とヒマラヤ、5億年前は近距離」ソウル大崔教授

Write: 2011-04-30 13:19:04Update: 2011-04-30 13:19:04

5億年前の地球は、韓半島の一部とヒマラヤがつながっていたと考えられるという研究結果を、ソウル大学校 自然科学大学 地球環境科学部の崔德根(チェ・ドックン)教授チームが発表しました。
ソウル大学のチェ・ドックン教授のチームは、江原道(カンウォンド)太白(テベク)市一帯で発見された三葉虫の種類を分析した結果、ヒマラヤブータンで発見された三葉虫と同じで、三葉虫が発見された場所の堆積物も同じであることを確認しました。
三葉虫は5億7000万年前のカンブリア紀に海に生息し、今は絶滅した節足動物の一つで、化石からみますと、世界的には2万種もの三葉虫がいたとされています。
これについて、チェ・ドックン教授は「三葉虫は海底に生息していた動物で、遠くには移動できない。同じ種類の三葉虫が他の地域で発見されたことは、その2つの地域が地理的に近かったことを意味する」と説明し、韓半島とヒマラヤが近い距離にあったと結論づけました。
チェ教授の研究結果は、地質学の最高権威とされる「ジオロジー」の6月号に掲載される予定です。

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