軍事境界線に近い陸軍部隊で、銃の乱射事件や自殺が相次いでいることから、軍は最前線部隊には優秀な兵士を配属することになりました。
陸軍が3日、発表したところによりますと、緊張度が高く、外部から孤立した環境にある軍事境界線付近の最前線陸軍部隊には、「優秀戦闘兵」を募集して、来年1月から配属する方針です。
身長165センチ、体重65キロ以上の入隊対象者の中で「優秀戦闘兵」に選ばれれば、入隊の時期や部隊を自ら選ぶことができるほか、休暇日数や給与などでも一般の兵士より優遇されます。
陸軍は、今月3日から12日にかけて兵務庁のホームページで希望者を募ってことしは500人を選抜し、来年はさらに1万人を選抜するとしています。
初日の3日、ホームページには応募者が殺到し、すでに200人あまりが応募したということです。