海外の主要メディアも、南北高官級会談が合意に達したことを一斉に緊急ニュースとして伝えました。
このうち、中国新華社通信は、韓国時間の25日午前2時15分ごろ、ほかの海外メディアに先駆けて、大統領府青瓦台の発表内容を交えて合意内容を伝えました。
また、アメリカCNNは、「北韓と韓国が韓半島の緊張を段階的に緩和する内容の合意に達し、北韓が遺憾を表明した」と伝え、アメリカ・ワシントンポストは、「韓国が北韓から明確な謝罪を取り付けることはできなかったが、北韓はこれ以上挑発せず、離散家族再会を再開することを約束しており、韓国の勝利に見える」としています。
日本の共同通信は、「韓国の朴槿恵(パク・クネ)政権と北韓の金正恩(キム・ジョンウン)体制が発足して以来、南北の対立局面が続いてきたが、今回の合意が関係改善に向けた大きな進展となった」と評価し、日本経済新聞は、「緊張が緩和に向かう見通しだ」と伝えました。