国連総会第3委員会は現地時間の19日、北韓の人権侵害を非難する決議を採択する予定で、その結果が、潘基文(パン・ギムン)事務総長の北韓訪問計画にどんな影響を及ぼすかに関心が集まっています。
国連の報道官は現地時間の18日に行った定例会見で、「北韓訪問に向けた調整が進められている」として、潘事務総長の北韓訪問計画を初めて確認しました。
こうした中、国連総会は現地時間の19日午前10時に北韓人権決議案の表決を行うことにしており、2005年以降11年連続で採択されることが見込まれています。
これと関連し、現地入りしている北韓外務省のリ・フンシキ巡回大使は18日、潘事務総長の北韓訪問計画について、「情報を持っていない。現在、国連との関係は芳しくない」と話しています。
国連の人権決議の採択が潘基文事務総長の北韓訪問にどんな影響を及ぼすかに関心が集まっています。