北韓が核実験を強行したことについて、朴槿恵(パク・クネ)大統領は7日午後、日本の安倍晋三首相と電話で会談し、緊密に連携することを確認しました。
電話会談はおよそ15分間行われ、両首脳は北韓の核実験が韓半島だけでなく、地域や国際社会の安定に重大な脅威になるという認識で一致し、国連安全保障理事会で、強力かつ実効性のある措置が盛り込まれた決議案が迅速に採択されるよう、緊密に協力していくことで合意しました。
また両首脳は、北韓に対する制裁の国際協力について、韓日米3か国の協力をはじめ、中国、ロシアとも緊密に協力していく必要があるという認識で一致しました。
安倍首相は、元日本軍慰安婦問題での両国の合意に触れ、「合意があったからこそ、一層緊密な連携を首脳間で確認できるようになった」と指摘し、これに対して朴大統領は、「合意の精神にそぐわない言動が報道されて被害者が傷つくことがないよう留意し、管理していくことが重要だ」と強調しました。