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国際

対北韓制裁 米中の間で意見の隔たり

Write: 2016-01-26 10:48:52Update: 2016-01-26 10:53:20

対北韓制裁 米中の間で意見の隔たり

北韓による4回目の核実験を受けて、国連安全保障理事会が準備を進めている新たな北韓制裁決議の草案をめぐり、アメリカと中国の間で意見の隔たりがあるもようです。
韓国外交部の関係者が25日明らかにしたところによりますと、韓国とアメリカが主導して作成した国連安保理の新たな北韓制裁決議の草案について、中国政府が18日ごろに最初の反応を示し、協議が始まったものの、とてもスピードが遅いということです。
韓米は、「強力で包括的な制裁」を主張しているのに対し、中国は「適切で明確な対応」を強調しており、双方の間で温度差がみられます。
協議に参加しているサマンサ・パワー国連駐在アメリカ大使は、中国との間で意見の隔たりが埋まりつつあるかという質問に対し、「そうではない」と答えていて、なかなか歩み寄れずにいることを示唆しています。
中国は、民間と地方政府の意見も踏まえて、決議案の草案に対する立場を検討しているところで、27日に予定されているアメリカのケリー国務長官の中国訪問後、より明確な意思表示をする可能性が高いものとみられています。

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