朴槿恵(パク・クネ)大統領が22日、北韓の核問題をめぐる6か国協議について、実効性に問題があり、北韓を除いた5か国による協議を検討すべきだと述べたことについて、ロシアは反対する立場を示しました。
ロシアのラブロフ外相は26日の記者会見で、北韓の核問題をめぐり韓国が呼び掛けている北韓を除いた5か国協議の開催について、北韓の孤立化を招くとして「いい考えではない」と述べました。
続いて、「イラン核協議の過程でも、イランを孤立させようとしたが、良い結果は出なかった。北韓に対して同じ失敗を繰り返してはならない」と指摘しました。
ラブロフ外相は、「韓半島の核問題を解決する唯一の道は、6か国協議を再開することだ」と強調しました。