ジカウイルスに感染した韓国人男性の精液から生きたジカウイルスが、分離検出されました。
ソウル大学病院感染内科の研究グループが発表した論文によりますと、ジカウイルスに感染した韓国人男性は、今年初めに海外で蚊に刺されてジカウイルスに感染し、帰国から5日後に発熱や筋肉痛、発疹などの症状が現れ始めました。このため数日後に検査を受けたところ、感染が確認され、この判定から7日後に男性の精液を採取しウイルス培養検査を行ったところ、生きたジカウイルスが分離されたということです。
研究グループは、これについて、「性交渉によってジカウイルスに感染する可能性があることを示すものだ」と説明しています。
ジカウイルスが精液から検出されたのは、2013年にフランス領ポリネシアの男性から検出されたのが初めてですが、今回、韓国人男性からも検出されたことで、その危険性が再確認されました。
これまで、性交渉によるジカウイルス感染は、アメリカやフランスなど9か国で、合わせて16件報告されています。
保健福祉部の疾病管理本部は、韓国のジカウイルス感染者の精液検体からウイルスが検出されたことを把握していましたが、発表はしていませんでした。