韓国人科学者が血液から採取した幹細胞を使って脳の一部、中脳のオーガノイドを作成し、パーキンソン病の研究に大きく役立つものと期待されています。
いずれも韓国人で、シンガポール国立医科大学のジェ・ヒョンス教授とシンガポール遺伝子研究所のチョ・ジュンヒョン研究員の研究グループはこのほど、世界で初めて幹細胞を使った中脳のオーガノイド作成に成功しました。
オーガノイドは実験室で培養して作成した臓器などの人体の組織で、各種の疾病の病因や診断、治療の研究に使われます。
パーキンソン病は脳の中でも中脳の神経組織が損傷して発症するとされています。
研究グループは、中脳のオーガノイドを使って、パーキンソン病の原因などをより明確に明かすことが期待されるとしています。
この研究結果は、28日に発刊された幹細胞生物学の重要で革新的な研究結果に関する論文を掲載する国際学術誌「Cell Stem Cell」に掲載されました。