3人のコレラ患者が発生した韓国南部の慶尚南道(キョンサンナムド)巨済(コジェ)市の海水からコレラ菌が検出され、当局が遺伝子分析を行ったところ、患者のコレラ菌の遺伝子と型が酷似していることがわかりました。
保健福祉部の疾病管理本部によりますと、巨済市長木面(チャンモクミョン)のテゲ漁港で、5日に採取した海水からコレラ菌が検出され、当局が遺伝子分析を行ったところ、コレラ患者3人から採取したコレラ菌と97.8%似ていたということです。
コレラ菌は、人体に入る際、遺伝子の変異を起こすことがあるため、保健当局は海水のコレラ菌と患者のコレラ菌は同じものとみています。
巨済島では、先月23日、コレラ患者が韓国で15年ぶりに発生したため、保健当局が感染源の特定を進めてきましたが、遺伝子分析の結果、今回のコレラは、汚染された海水が原因という暫定的な結論にたどり着きました。
保健当局は海域の閉鎖などの措置は取らず、海水についてのモニタリングを続けていくとしています。
また巨済島に続いて釜山市でも、3日、40歳台の男性がコレラにかかっていることがわかりましたが、渡航先のフィリピンで感染したものとみられています。