発売直後から発火事故が相次ぎ、生産打ち切りとなった「ギャラクシーノート7」ですが、世界中で100万台以上が未だに使われていることが分かりました。
三星電子は、8月の発売直後から発火事故が起きた「ギャラクシーノート7」について新製品への交換を進めましたが、その新しい製品からも発火問題が起き、11日、「ギャラクシーノート7」の生産を打ち切り、13日からリコールが行われています。
アメリカの情報通信専門メディアが15日、世界中の通信量と世界全体の携帯電話に占める「ギャラクシーノート7」の割合から推定したところ(韓国時間で13日午前基準)、世界中で販売された「ギャラクシーノート7」のうち、40%にあたる100万台以上が、依然として使われていることがわかりました。
これについて、三星電子の関係者は、安全が最優先だとして「即時に電源を切り、購入先でほかの製品に交換、あるいは払い戻しを受けるよう」改めて強く求めました。
一方、三星電子は、消費者からの信頼を取り戻すため、発火原因の究明に努めていますが、依然として原因はわかっていない状況です。