外交部は1日、大統領権限代行を務める黄教安(ファン・ギョアン)国務総理とキルギスのアタンバエフ大統領が、両国の国交樹立25周年を迎えて祝電を交換したと発表しました。
祝電で黄国務総理は、国交樹立以来、両国が政治、経済、社会、文化など様々な分野で友好協力関係を着実に発展させているとした上で、特に2013年11月のアタンバエフ大統領の訪韓と去年10月の「第2次韓・キルギス経済共同委員会」の開催を契機に、両国がエネルギー、資源、交通分野などで実質的な協力を増進するため努力していることを評価しました。
さらに黄国務総理は、国交樹立25周年、高麗人同胞の中央アジア定住80周年となる節目の年を迎え、両国が共同の平和と繁栄のための互恵協力をさらに拡大していくことを期待すると強調しました。
これについてアタンバエフ大統領は、国交樹立以来、多くの分野で互恵協力関係を構築してきたことを評価し、選挙システム構築に関する開発協力事業など、韓国がキルギスの民主主義および経済、社会発展のために多大に貢献していることについて感謝の意を表しました。
外交部は、「両国はことし、首脳間の祝電交換以外にも、高官級官僚の交流、文化公演など、意味のある記念行事を開催する予定だ。これを契機に民間の相互理解と友好がさらに深まることを期待している」と話しています。