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国際

ミュンヘンで韓半島問題協議 尹外相演説へ

Write: 2017-02-11 13:56:26Update: 2017-02-11 14:52:29

ミュンヘンで韓半島問題協議 尹外相演説へ

ドイツのミュンヘンで17日から3日間の日程で開かれるミュンヘン安全保障会議で「韓半島特別セッション」が初めて設けられ、尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官が基調演説を行うことになりました。
尹炳世長官は18日に開かれる韓半島特別セッションで「北韓の核問題への対応戦略」というテーマで基調演説を行い、北韓の核問題に対して制裁強化に向けた国際社会の緊密な協力を呼び掛ける予定です。
ミュンヘン安全保障会議は53年の歴史を持ち、「安全保障のダボス会議」とも呼ばれています。この会議で韓半島特別セッションが初めて設けられたことの意味について外交部は、「北韓の核による脅威が特定の地域だけでなく、国際社会全体の問題になっているという認識にもとづくものだ」としています。
この会議には、アメリカのティラーソン国務長官、日本の岸田文雄外相、中国の王毅外相、ロシアのラヴロフ外相など、北韓の核問題を話し合う6か国協議の当事国の外相がそろう予定で、尹炳世長官はこの場を最大限活かし、北韓の核問題をめぐる協力強化に向けた外交を展開するとしています。
これに先立って16日から2日間は、同じドイツのボンで20か国・地域=G20の外相会議が開かれますが、この会議に合わせて尹炳世長官は、アメリカのトランプ政権発足後初めてとなる、ティラーソン国務長官との韓米外相会談を行う見通しです。
外交部によりますと、アメリカだけでなく、日本、中国との二国間会談を行う方向で日程を調整しているということです。
韓国は、朴槿惠(パク・グネ)大統領の親友による国政介入事件で大統領が職務停止となり、国の司令塔が空白となっている中、日本とは旧日本軍慰安婦被害者を象徴する少女像の問題、中国とはアメリかの高高度防衛ミサイル=サード(THAAD)の韓国配備問題で対立しており、関係改善の糸口をつかむことができるか注目されます。

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