日本の韓国向け輸出規制強化と関連して、12日に開かれる予定の両国間の協議は、「課長級協議」になることがわかりました。
産業通商資源部の関係者は10日、「輸出規制に関する協議の参加者は課長級に決まった」と明らかにしました。
韓国から協議の要請を受けた日本側は、局長級ではなく、実務者レベルの課長級協議を希望したということです。
戦略物資の輸出管理をめぐる韓日間の協議は、2008年から今まで、ソウルと東京で合わせて6回開かれ、出席者は課長級と局長級が交互にありました。
産業通商資源部は12日午後、東京で開かれる協議で、日本が韓国向け輸出規制強化の背景として挙げた「戦略物資の輸出管理上の不適切な事案」や「北韓への化学物質の横流し」などの主張について、日本側の説明を聞く予定です。
12日に協議が予定どおり開かれれば、1日に日本が輸出規制の強化を発表して以来、両国政府の初のコミュニケーションの場となります。