来年から、ラオスとミャンマー、カンボジアの中学校で韓国語の授業がはじまります。
韓国の教育部とラオスの教育体育省は26日、韓国・ASEAN=東南アジア諸国連合特別首脳会議で、ラオスの中学校で来年から韓国語を教科にすることなどを盛り込んだ教育に関する覚書(MOU)を締結しました。
ラオスはこの覚書を基に、まず3つの中学校で試験的に韓国語の授業を行う方針です。韓国の教育部は、ラオスに韓国語の教師を派遣するほか、ラオス大学での韓国語教員の育成、研修の充実させるため、両国の大学間の交流・協力を促進することにしました。
ラオスの他、ミャンマーとカンボジアも来年から一部の学校で韓国語授業を試験的に導入します。これによって、韓国語を中学の教科として正式に認めている国は、すでに実施しているマレーシア、ベトナム、インドネシア、フィリピン、タイの5か国から 8か国となります。
教育部は、シンガポールとブルネイでも2022年までに韓国語の教科化を進め、ASEAN加盟国すべてで韓国語教育を行うようにする方針です。