去年、韓国の年平均気温は13度５分で、これまでで２番目に暑い年だったことがわかりました。
気象庁が19日に発表した統計によりますと、去年の年平均気温は13度５分で、統計がある1973年以降、2016年の13度６分に次いで２番目に高い平均気温を記録しました。平年の年平均気温は12度５分です。
去年は、夏の猛暑はそれほど厳しくありませんでしたが、４月、６月、７月を除くすべての月の平均気温が、平年よりも１度１分から１度６分高く、年平均気温を押し上げました。
去年は気象観測が始まって以来、最も多い台風が韓半島周辺を通過した年でもあり、とくに台風18号の時には慶尚北道（キョンサンブクト）蔚珍（ウルチン）で１時間あたり104.5ミリという過去最高の降水量を記録しました。
その反面、冬は雪が少なく、ソウル、鉄原（チョロン）、洪川（ホンチョン）、麟蹄（インジェ）は１月の降水量が０ミリを記録し、過去最低となりました。
一方、過去10年間で見ると、韓国の年平均気温は平年に比べ５分上がり、上昇傾向が続いていることがわかりました。
33度以上の猛暑の日数は、2000年代平均の10日から2010年代は15日以上に増え、50％も増加しました。