韓国で新型コロナウイルスの感染者が急増していることについて、WHO=世界保健機関のテドロス事務局長は現地時間の20日、「韓国自ら管理できる」と述べたことが分かりました。
WHOのモーガン局長も、韓国での発生事例が、「いくつかの個別の集団に起因している」としたうえで、「疫学的には、世界的に何か特別な変化が起こるという信号ではない」と強調しました。
また、中国で新たな感染者の確認が減少し続けていることについては、「前向きにみているが、まだ安心できる段階ではない」としました。
一方、テドロス事務局長は、新型コロナウイルスの治療法のなかで、2種類の治療法の臨床試験の結果を期待していると明らかにしました。
WHOは、今後3週間以内に、治療剤に対する予備結果がでると見込んでいます。